美容室を開業する!と決めたらまずやる事

こんにちは!美容院リベルタの佐々木です♪今日は【美容室をいつか開業するためにはまずどうしたらいいの?】という疑問について書いていこうと思います。

手に職のある職業は最強の時代

私たち美容師の資格は国家資格。高校を卒業して専門学校へ進学。20歳あたりで国家資格を取得してから美容室に就職して修行する。働いている美容室でどんどんスキルを上げて一人前の美容師に成長する。この流れが一般的かと思います。

国家資格というのは一生もので、【手に職】が羨ましいなんて思われるのはどの時代でも同じのように感じます。

ましてや、今コロナ禍の時代でいつ職を失うか不安でしょうがない日々。務めていた職場が倒産したり、パート勤務を短縮されたり、この先いつ終息するかもわからない状況ですが生活するためにはお金を稼がなくてはなりません。その中で手に職があれば再就職に困りにくく、働く場所が全くない!なんてことも少なく、なんなら自分で起業しちゃうことだってできるわけです。やっぱり【職人】は強みですよね!

なんだかんだ言ってもやっぱり資金が大事

【自分で美容院を開きたい!】と思ったらまずすることは何だと思いますか?

一番はお金です。お金が必要です。

金・金・金!なんて話をしたらウンザリしてしまいますよね。『夢と希望を持って美容室の開業を決意したのにやっぱりお金か!』なんて落胆してしまうかもしれませんが、やはりお金はとても大事。独立開業に限らず、何かを始めるにはやはりお金が必要なのが事実なんですね。だから日々コツコツ貯蓄することが最も重要。開業することを決めたら絶対に手を付けない口座を作って毎月1万でも2万でも地道に積み立てましょう。

何も考えてない人生よりも将来設計を!

『でも、毎月1万2万で貯めても美容室の開業資金が貯まるのに何年かかるんだ!』なんて思いますよね?お金が貯まる頃には自分が50歳60歳になっていたらもう遅い!そうならないように早くから自分の人生設計をすることが大事。

人生は無限ではありません。若いうちから人生の目標をざっくりでもいいから掲げている人と、何も考えずにただただ日々を消化している人の未来は雲泥の差がつくはず。

最初は少額から貯金したとしても、年齢が上がるにつれて給料も上がっていくのが一般的です。手取りの給料が上がればその分貯金に回す。毎日飲み歩いてその時は楽しいかもしれませんが散財して何も残らなかったなんてことのないように。

お酒は楽しいですし、佐々木もお酒は大好きです。ただ、飲み会に毎回5千円~1万程度使って残るのは二日酔い(笑)なんなら記憶も残っていないかも。お金も記憶も失って、得たものは体調不良のみ!なんてことにならないようにしたいですね。今はコロナの影響もあって飲食店に行きにくくなっています。忘年会や新年会も中止。周りの人たちも飲みに誘う行為が危険!とさえ思っている中で今は貯金がチャンスです!

目標を逆算して積立金額を設定しよう!

例えば30歳で美容院を開業したいとします。美容師免許を取得して美容院で修業を始めるのが20歳として10年間の時間があります。その10年でいくら貯めようか?と目標を立てましょう。

美容室をオープンさせるために必要な資金はおよそ500万~1000万。ただ、10年間でその金額を貯金するのはかなり大変です。毎月4万貯金して1年間で48万。それを10年間積み立てれば480万しか貯まりません。480万でもお店を開業することはできるかもしれないですが、かなり規模の小さいお店になってしまいます。理想の開業資金は1000万円だと思っていたほうがいいです。

『1000万も貯金するなんて無理だよ~』なんて誰しもが思うはず。ただ、安心してください!そのコツコツ貯めた資金を元手に融資を受ければ大丈夫。どの業種でもそうですが、融資を受けずに開業する人はごく一部。ほとんどの人がお金を借りてお店を開業しています。そんな私も日本政策金融公庫で融資を受けてリベルタをオープンさせました。貯金はあくまでも【融資を受けるための元手】

美容室の開業資金全額を預金しようと思うと挫折しそうですが、【融資を受けるための資金】として準備すればOK!若い時から早い準備。これがいかに大事かが身に沁みますね。

お金では買えない経験値

いつまでに開業したいのか?という時期は人それぞれ。特に決まりがあるわけではないですし、40歳で開業したって遅いということにはなりません。むしろ、若くしてお店をオープンさせた場合『若いのにすごいわね』なんて称賛されるかもしれませんが【若いからスキルは大丈夫?】と思う人も。全て若いうちがベスト!と言い切れない部分もあるわけです。

私の場合は35歳で美容室を開業しました。自分では一番脂の乗ったいい時期だったと思っています。貯金も貯まり、経験値も上がり、スキルもついている。1人でやっても不安に感じない年齢でした。人は未経験が不安につながることが多いですよね。【こんなヘアスタイルをオーダーされたらどうしよう】【やったこともないカラーを頼まれたらどうしよう】【カットが苦手でどうしよう(←これはもう修行不足なだけです笑)】

私の場合、初めて就職した美容室は下町で12店舗ほど展開していたサロンでした。当時は近所のおばあちゃんがシャンプーブローでご来店。カーラーを巻いてお釜に入ってブローするなんてこともしばしば。パーマのオーダーでは細~い小指の半分くらいの極細ロッドでパンチパーマみたいなヘアスタイルを希望するご年配もいました。もう【いつの時代ですか?】と言われてしまうような話。

時代が進みガングロガンメッシュで毎日ブリーチオーダーが入っていた時もありますし、エクステブームで1日中せっせとエクステをひたすら編み込んでた時もありました。今はもうこのようなオーダーはほぼ皆無ですが私の経験値となっています。

とにかく沢山の経験をしましょうということ。その日々の経験はお金では買えません。人に伝えて教えてあげられる経験値はあなたの自信につながり、そしてあなたの資産となります。

経験から自分の強みを見つける

美容師にだって得意不得意があります。カットが得意な人。カラーが得意な人。パーマが得意な人。街にあふれている美容室にも特色があるように、『ここのお店はいつも若い子が来店しているなぁ』と思えばきっと若者のヘアスタイルが上手なのかもしれません。『ここのヘアサロンはいつも男性が多いなぁ』と思えばきっと刈り上げやメンズカットが上手なんでしょう。

沢山の経験をすることによって、自分の得意不得意がわかれば、独立開業した時に自分の得意な部分を活かしたサロンにすればいいと思います。極端ですが今は専門店も増えている時代。カット専門店、カラー専門店など。あなたの得意な技術を活かしてサービス提供することによって【カットはここでしかやらない!】または【カラーはここがピカイチ!】なんてお客様に思ってもらえることが自分の強みにつながりますよね。

【いつか自分でお店を持ちたい!】と思たら


・早いうちから無駄使いを減らしてコツコツ貯金に精を出す

・沢山経験して美容技術を学んで自分の強みを探す


まずはここから始めてみてくださいね☆

開業について質問があればお気軽にお問合せください!

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