こんにちは!美容院リベルタの佐々木です☆
今日は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と脱毛について詳しく説明したいと思います。新型コロナウイルス感染症は、全世界に影響を与えている感染症ですが、重篤な肺炎を引き起こすだけでなく、後遺症も問題となっています。その中のひとつが脱毛です。
三郷の美容室リベルタのお客様にもコロナに感染した方は沢山いらっしゃいますが、幸いなことに重篤になった方はいらっしゃいません。しかし、コロナ回復後に『前よりも抜け毛が増えたような気がする…』というお声は何度か耳にしました。
いつ自分も新型コロナウイルスに感染するかわかりませんので、今から知識として頭に入れておくといいかもしれませんね!
コロナ特有の髪の抜け方とは?
新型コロナウイルス感染症による脱毛は、髪が一斉に抜け落ちるという特性を持っています。これは、ウイルスが毛根にダメージを与え、毛髪の成長を妨げるためと考えられています。また、男性よりも女性に多く見られる傾向があり、年齢に関わらず発症する可能性があります。
多くの場合、感染から数か月以内に自然と脱毛したものは治癒しますが、一部の患者さんでは脱毛が長引くこともあります。そのため、感染が確認された場合や、脱毛が気になる場合は、後遺症外来など、早めに医療機関を受診することをお勧めします。
コロナによる脱毛の症状と治療法
脱毛予防の最良の方法は、新型コロナウイルス感染症の発症を防ぐことです。これにはワクチン接種が有効です。ワクチン接種を受けることで、感染リスクを軽減し、したがって脱毛のリスクも減らすことができます。しかし、万が一感染してしまった場合でも、適切な治療を受けることで脱毛の進行を抑制し、回復を早めることが可能です。
ここからは、新型コロナウイルス感染症による脱毛の具体的な症状と治療法について詳しく見ていきましょう。
【症状】
感染から2〜3ヶ月後に脱毛が始まることが一般的です。脱毛が進行すると、一度に多くの髪が抜け落ちます。特定の領域、例えば頭頂部や前頭部から髪が抜け始めることもあります。
【治療法】
新型コロナウイルス感染症による脱毛の治療は一般的には必要ありません。なぜなら、多くの場合、数ヶ月以内に自然に治癒するからです。しかし、脱毛が長期間続く場合、医療機関での治療が必要となるかもしれません。その際の治療オプションには、ステロイド剤の服用、ミノキシジルの使用、フィナステリドの内服、毛髪再生療法などがあります。
【予防法】
新型コロナウイルス感染症による脱毛を予防する最善の手段は、ワクチン接種です。新型コロナウイルス感染症を防ぐことで、脱毛のリスクも低減します。もし感染してしまった場合でも、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることで、脱毛の進行を抑制し、回復を早めることができます。
髪にはストレスも悪影響
さらに、新型コロナウイルス感染症によるストレスや不安も脱毛を引き起こす可能性があるため、心の健康も重要です。感染症の恐怖や隔離生活によるストレスは、体全体に影響を与え、それが脱毛を引き起こす可能性があります。心地よいエクササイズ、十分な睡眠、バランスの良い食事、そして心の健康を維持するためのリラクゼーションテクニックなど、自分自身をケアすることは、この困難な時期を乗り越え、脱毛のリスクを減らすのに役立ちます。
また、自宅でできる脱毛の予防策としては、栄養バランスの取れた食事を心がけ、ビタミンB群やビタミンE、鉄分、亜鉛など、髪の成長に必要な栄養素を十分に摂ること。また、髪や頭皮に優しいヘアケア製品を使用し、強く引っ張ったり、熱を加えすぎるなど、髪にストレスを与えないようにすることも重要です。
新型コロナウイルス感染症は、まだまだ我々の生活に影響を与えていますが、正確な情報を得て、適切な予防策と対策を講じることで、この疾病と向き合うことができます。脱毛は不快な症状の一つであり、多くの人々が経験していますが、適切なケアと治療で管理していきましょう。
もし新型コロナウイルス感染症に感染した場合や、抜け毛が増えたと感じた場合は、適切な医療機関に相談してくださいね!