こんにちは♪美容院リベルタの美容師佐々木です。
いよいよ花粉シーズン到来。気候が暖かく過ごしやすいのは嬉しいのですが、花粉症の人にとって毎年のことではありますが、憂鬱になりますよね。そんな私も花粉症。コロナ対策としてマスクが当たり前にはなりましたが、やっぱり鼻はムズムズ。目のかゆみに関しては目薬を大量に点眼して、しのいでいます。
そんな、耐えがたい花粉シーズンに頭皮や髪にも影響を及ぼす可能性があるのをご存知ですか?今回は花粉症ではない人も必見!花粉の対処法をお伝えします☆
花粉の季節に頭皮がかゆくなる
花粉症というのは誰しもがご存知の通りスギやひのき、ブタクサなどの花粉が空中を舞い、目や鼻の粘膜に付着することによって発症するアレルギー症状です。その花粉、実は頭皮や髪にも影響を及ぼしているんです。花粉というのは、主に粘膜に作用しますが頭皮などの皮膚に対しても悪影響が起こります。花粉の時期、敏感な顔や肌がかゆくなったりしたことはありませんか?それと同様に頭皮にも痒みがでることがあります。
花粉が飛散する時期になるとフケが増えたり頭皮がかゆくなる人は花粉が原因かもしれません!花粉によってアレルギー症状が発症すると皮膚がカサカサになりトラブルの原因につながるからです。
また、くしゃみや鼻水が出ず花粉症特有の症状がない場合でも頭皮だけはかゆくなるといった例もあります。またアレルギー症状というのは体調不良や免疫低下時にも突如発症することもあるため油断は禁物です。頭皮のかゆみやフケの原因は様々ありますが、この時期だけピンポイントで発症するようでしたら花粉が原因かもしれませんよ!
花粉で髪の毛が傷む!?
あらゆるところに浮遊している花粉。花粉の時期は頭や顔、洋服など全身に花粉を浴びてしまいますね。よけることができない花粉ですが、髪の毛のダメージが進行している人は要注意!!
髪が傷んでいる人の表面はキューティクルが開いています。その開いたキューティクルに花粉がより付着しやすくなるためどんどん毛髪内の水分が奪われてバサバサとした毛先になってしまうんです。
さらに、キューティクルが剥がれている髪の毛というのは静電気が起きやすい状態になっています。水分も奪われて静電気も加わればダメージがさらに加速してまとまりのない髪の毛になってしまうためヘアケアが必要不可欠。春先もまだまだ空気が乾燥しています。花粉対策の1つとしてキューティクルが開かないよう、毎日のトリートメントでしっかりケアしてくださいね♪
花粉から頭皮や髪を守る方法
外出すれば長時間花粉が髪に付着した状態になります。今では【花粉ブロック】など、防御できるアイテムも販売していますが帰宅したら自宅でしっかり対策することも大切です!
①家に帰ったら早めのシャンプー
花粉を取り除くにはシャンプーをするのが一番手っ取り早く効果的です。沢山花粉が付着した髪の毛を丁寧に洗い流し、なるべく早めに乾かしましょう。キューティクルを開かせないことが重要になってくるため、シャンプー後のトリートメントは必須。たっぷりと保湿をして乾燥を防ぎましょう。お風呂上りのアウトバストリートメントでしっかりと蓋をしてキューティクルが閉じるように丁寧に乾かしてくださいね♪
②静電気には要注意
静電気というのは軽い物質を引き寄せる性質があります。自宅のテレビ裏や冷蔵庫下にはホコリが溜まっているのと同様に、髪の毛の静電気によって花粉を引き寄せてしまう可能性もあります。髪に付いた花粉を払い落とすにはブラッシングが効果的ですが、そのブラシの素材によっては悪化することもあるので要注意!
プラスチック製やナイロン製でできているヘアブラシは静電気が起きやすい素材です。反対に猪毛や木材でできているブラシは静電気が起こりにくいとされています。また、静電気を防ぐスプレーなども併用してブラッシングすると効果的。使うものをちょっとだけ気を付けるだけでも外出する前の花粉対策になるので面倒くさがらずにケアしましょうね♪
③ヘアスタイルにも工夫する
ロングヘアやミディアムヘアの方はダウンスタイルではなくなるべく髪の毛をまとめるようにしてみてください。コンパクトに髪の毛をまとめることによって花粉が付着する面積を減らすことができます。
髪が短い人は帽子をかぶって髪を覆うことで花粉をさけることができますね!ベタベタするスタイリング剤も花粉が付着しやすくなるため極力さらっとまとめることがポイント。ワックスなどの使用を減らしてヘアアレンジを工夫してみてください☆
しっかりと花粉対策をすることによって頭皮も髪も守り快適に春を楽しみましょう♪