こんにちは♪美容院リベルタのスタイリスト 佐々木です。
先日の地震は驚きましたね!3.11の東北震災から11年が経った今、あの頃の記憶が蘇るほど久しぶりに大きい地震でした。被害の大きかった地域の方々にはお見舞い申し上げます。関東にもそのうち大きな地震がいつか来る!と言われていますが、いつ来るのか?は誰にもわかりません。日ごろからしっかりと防災グッズを用意し、いつ地震がきても大丈夫なように備えましょう♪
今回はそんな災害時に役立つドライシャンプーをご紹介します。知っているのと知らないのでは大違い!震災が起きた時も知識があれば慌てず落ち着いて対処できますね!
ドライシャンプーって何?
海外では【ドライシャンプー】はメジャーなもの。湯舟に入る習慣がある綺麗好きな日本人にとっては、簡単に手早くシャワーを済ませる海外と違って馴染みのないものでした。しかし、地震大国ニッポン!災害時にドライシャンプーが大活躍したことから日本でも備える人が急増しています。
ネーミングに関してはそれぞれで、【ドライシャンプー】【水を使わないシャンプー】【洗い流さないシャンプー】などなど。表記は違えど、水やお湯を使わずに髪や頭皮を清潔にする内容は同じものになっています。
大震災の時にドライシャンプーが注目されてからというもの、ドラッグストアなどでも手軽に購入できるようになりました。災害時の備蓄として1つは家に置いておきたい商品です。
ドライシャンプーの種類ってあるの?
一言でドライシャンプーといっても種類があります。使い心地も含めてそれぞれのタイプのドライシャンプーを比べてみましょう♪
①ミストタイプ(スプレータイプ)
ドライシャンプーと言えばこのタイプが一般的。容器をプッシュすればミストが噴射され、髪や頭皮へ吹きかけていくものです。もちろん洗い流す必要はありませんが、使用後にしっかりとタオルでふき取ることで汗や皮脂も瞬時にサラサラにしてくれるためさっぱりとした使用感です。
②泡タイプ
フォームタイプはその名の通り泡状のシャンプー剤を手に取り頭になじませていくもの。きめ細かい泡のため頭皮全体まで馴染ませやすく初めてのドライシャンプーでも使いやすいのが特徴。泡が汚れをしっかり吸収してくれるため清潔感が保たれます。
③パウダータイプ
タルクやコーンスターチなどが原料。頭の皮脂を吸着する成分となっているため余分な脂をすばやく吸い取りベタベタした髪をサラサラに仕上げてくれる粉シャンプーです。タオルでふき取る必要もないため場所を問わず使用できます。
④シートタイプ
ウェットシートでふき取るだけの手軽なもの。持ち運びも便利なため気になるときにサッと使用できます。唯一の注意点は、時間の経過とともに中の水分が蒸発して乾いてしまうと使用ができなくなるため開封後の長期保存は不向きかもしれません。
ドライシャンプーのデメリットはあるの?
ドライシャンプーの特徴として【水を使わない】ことが大前提になりますがデメリットもあります。
・敏感肌の方は不向きな場合もある
・洗いムラが出る
・完璧に清潔というわけではない
どうしてもドライシャンプーを頭全体にまんべんなく馴染ませることが難しく、洗えていない部分もでてきます。何日も被災した場合は節約して使用することもあるでしょう。
反対に、メリットを掲げるとしたら
・水がいらないためドライヤーも不要になる
・安く手に入る
・手軽でどこでも使える
・入院時や災害時に重宝する
普段使っている通常のシャンプーと比べてしまうと、どうしてもデメリットは出てきます。しかし、緊急事態で贅沢を言っていられない状態になった時は非常に役立つものとなるはずです。普段からドライシャンプーを使用している人は少ないかもしれませんが、防災グッズの中に1つ入れておくだけでも安心ですね!災害時のシャンプー対策!いつ、どこで災害が起こるかわかりません。普段からしっかりと備えておきましょうね♪