『車椅子でも美容室に行けるかな』
そう思って美容室を探したとき、気になることは髪型や料金だけではありません。
入口に段差はないか。
車椅子のまま店内に入れるか。
美容椅子への移乗は必要なのか。
シャンプーはどうするのか。
付き添いの家族や介助者も一緒に入れるのか。
実際に利用することを考えると、予約前に確認しておきたいことがいくつもあります。
美容室のホームページに『バリアフリー』と書かれていても、必要な設備や対応は人によって違います。
たとえば、少しの段差なら問題ない方もいれば、段差がひとつあるだけでも入店が難しい方もいます。
美容椅子への移乗ができる方もいれば、車椅子に座ったまま施術を受けたい方もいます。
だからこそ大切なのは、
『車椅子だから利用できる・できない』
と一括りにするのではなく、自分に必要なことを予約前に確認しておくことです。
少し事前に相談しておくだけでも、当日の不安を減らしやすくなります。
この記事では、三郷市のバリアフリー美容室リベルタが、車椅子で美容室を利用するときに予約前に確認しておきたい5つのポイントを、実際のサロン目線からわかりやすくご紹介します。
入口の段差・扉の幅・店内の動線を確認する
車椅子で美容室を利用するとき、まず確認しておきたいのが入口から施術スペースまでの動線です。
ホームページに『バリアフリー』と書かれていても、実際の店内環境は美容室ごとに違います。
たとえば、
『入口に少し段差がある』
『扉は開くけれど、幅が狭い』
『受付までは入れるけれど、施術スペースまで通路が細い』
といったこともあります。
車椅子の種類や大きさによっても、通りやすさは変わります。
コンパクトな車椅子なら問題なくても、電動車椅子やリクライニングタイプの場合は、より広いスペースが必要になることがあります。
そのため予約前には、
『入口に段差はありますか?』
『車椅子のまま入店できますか?』
『店内の通路は車椅子で移動できますか?』
と聞いておくと安心です。
また、入口だけでなく、施術スペースまで移動できるかも大切です。
入口は広くても、セット面のまわりに十分なスペースがなければ、車椅子の向きを変えたり、美容師がまわり込んで施術したりすることが難しい場合もあります。
できれば、
『車椅子のままカットスペースまで行けますか?』
と、少し具体的に確認しておくのがおすすめです。
もしホームページに店内写真が載っていれば、入口や通路、セット面まわりの広さを見るだけでも参考になります。
ただし、写真だけでは分からない部分も多いので、不安なところは事前に美容室へ相談したほうが確実です。
そして美容室側にとっても、あらかじめ車椅子で来店されることが分かっていれば、
椅子やワゴンの位置を調整したり、
通路を広く確保したり、
より動きやすい席を準備したり、
といった対応がしやすくなります。
大切なのは、
『バリアフリーと書いてあるから大丈夫だろう』と我慢して合わせることではなく、自分が安心して移動できる環境かを事前に確認することです。
予約前のほんの少しの確認が、当日の安心につながります。
車椅子に座ったまま施術できるか確認する

次に確認しておきたいのが、車椅子に座ったまま施術を受けられるかどうかです。
美容室によっては、通常の美容椅子に移乗して施術することを前提にしている場合があります。
でも、車椅子から美容椅子への移乗が難しい方もいますし、体の状態によっては移動そのものが大きな負担になることもあります。
そのため予約前には、
『車椅子に座ったままカットできますか?』
『美容椅子への移乗は必要ですか?』
と確認しておくと安心です。
車椅子のまま施術できるかどうかは、店内の広さやセット面の高さ、美容師が立つ位置などによっても変わります。
たとえば、車椅子の背もたれが高い場合や、リクライニング機能が付いている場合は、通常のカットよりも少し工夫が必要になることがあります。
また、左右に体を動かしにくい方や、長時間同じ姿勢を保つのが難しい方もいます。
そうした場合は、施術中に休憩を入れたり、体勢を確認しながら進めたりすることも大切です。
『長時間座っているのがつらい』
『首を大きく動かすのが難しい』
『途中で休憩を入れてほしい』
といったことも、遠慮せず事前に伝えておくと、美容室側も対応を考えやすくなります。
美容師にとっても、あらかじめ体の状態や必要な配慮を知っておくことで、無理のない施術方法を準備できます。
大切なのは、
『通常の美容椅子に座れないから美容室は難しい』と決めつけないことです。
車椅子のままでもできることがあるかもしれませんし、少し方法を変えることで対応できる場合もあります。
その方に合った方法を、美容室と一緒に考えていくことが大切です。
シャンプー台までの移動や施術方法を確認する

カットだけであれば車椅子に座ったまま対応できても、シャンプーとなると別の確認が必要になることがあります。
美容室によっては、セット面からシャンプー台まで移動しなければならなかったり、シャンプー台の高さや角度によって首や体に負担がかかったりすることがあります。
そのため予約前には、
『シャンプー台まで車椅子で移動できますか?』
『シャンプーのときは移乗が必要ですか?』
『首を大きく倒すのが難しくても対応できますか?』
といった点を確認しておくと安心です。
特に、首や腰に不安がある方、長時間同じ姿勢を取るのが難しい方にとっては、シャンプー時の体勢が大きな負担になることもあります。
その場合は、無理に一般的な方法に合わせるのではなく、
『できる範囲で対応してもらえるか』
『別の方法があるか』
を相談してみることが大切です。
美容室側も、事前にそのことが分かっていれば、施術時間を調整したり、できるだけ負担の少ない方法を考えたりしやすくなります。
また、カラーやパーマなど、施術時間が長くなるメニューでは、シャンプー回数も増えることがあります。
そのため、体への負担が心配な場合は、予約時に希望メニューまで伝えて相談しておくとより安心です。
大切なのは、『シャンプーができるかどうか』だけでなく、『どんな体勢なら無理なくできるか』まで確認することです。
美容室では、カットだけでなくシャンプーも含めて、その方に合った方法を一緒に考えていくことが大切です。
『できる・できない』を決める前に、まず美容室へ相談してみる

車椅子を利用していると、
『美容室に迷惑をかけてしまうかもしれない』
『車椅子だから断られるかもしれない』
『普通の美容室では難しいのではないか』
と考えて、予約する前に諦めてしまう方もいるかもしれません。
でも、同じ車椅子を利用している方でも、身体の状態や必要なサポートは一人ひとり違います。
車椅子のままカットできる方もいます。
美容椅子へ移乗できる方もいます。
シャンプー時だけ少し工夫が必要な方もいれば、途中で休憩を入れることで無理なく施術できる方もいます。
だからこそ、
『車椅子だからできない』と最初から決めるのではなく、『どうしたらできるか』を一緒に考えること
が大切だと思っています。
美容室側にとっても、事前に相談していただければ準備できることがあります。
店内のスペースを確保したり、施術方法を考えたり、時間に余裕を持った予約を取ったり。
当日突然対応するよりも、あらかじめ状況が分かっているほうが、お客様にとっても美容師にとっても安心して施術を始めることができます。
『こういう状態なのですが利用できますか?』
その一言からで大丈夫です。
できることと難しいことを確認しながら、その方に合った方法を一緒に考えていくことが、美容室を安心して利用するための第一歩だと思います。
まとめ|車椅子でも安心して美容を楽しめる場所を
車椅子で美容室を利用するときは、髪型や料金だけではなく、
『入口や店内を移動できるか』
『車椅子のまま施術できるか』
『シャンプーはどのように行うのか』
『トイレや付き添いは大丈夫か』
など、予約前に確認しておきたいことがあります。
一見すると確認することが多いように感じるかもしれません。
でも、事前に少し相談しておくことで、当日の不安を減らし、美容室で過ごす時間をもっと安心できるものにすることができます。
美容を楽しむことは、特別なことではありません。
年齢や身体の状態、障がいの有無にかかわらず、
『髪をきれいにしたい』
『自分らしい髪型を楽しみたい』
という気持ちは、誰にでもあるものだと思います。
三郷市の美容室リベルタでは、バリアフリーの美容室として、一人ひとりの状態に合わせながら、できる方法を一緒に考えることを大切にしています。
車椅子でのご来店や、施術方法について不安なことがありましたら、ご予約前にリベルタまでご相談ください。
施術中はマンツーマンでお客様を担当しているため、電話に出られないこともあります。
そのため、事前のご相談はリベルタ公式LINEをご利用いただくとスムーズです。
『車椅子のままカットできますか?』
『付き添いと一緒に行っても大丈夫ですか?』
『この状態でもシャンプーできますか?』
など、気になることがありましたら、お気軽にメッセージをお送りください。
▼リベルタ公式LINE
https://page.line.me/blr5194k
『できない』と決める前に、まずは一緒に方法を考えてみる。
リベルタは、誰もが安心して美容を楽しめる場所を目指しています。











