こんにちは!美容院リベルタの佐々木です♪
リベルタはヘアドネーションの協賛店。沢山のお客様が寄付をしにご来店くださっています。今では【ドネーション】と言えば大抵の方が認知していますが、昔は全く知名度がありませんでした。
ヘアドネーションの歴史って?
元々はアメリカの団体が行っていた活動です。ボランティア、チャリティーなんて言葉が盛んな国だけあって、活動に着手したのも早かったんですね!日本では2009年にNPO法人Japan Hair Donation & Charityが活動を開始しました。リベルタが協賛している団体です♪現在2022年。かれこれ13年前のお話です。
それでも日本ではほとんど知名度がなかったため、なかなか髪の毛が集まらなかったとのこと。そのため、初めて医療ウィッグとして形になり、希望者に提供できたのが団体を立ち上げてから4年を要したそうです。全て人毛で、なるべくナチュラルに、違和感のないウィッグを作成するためには沢山の髪の毛が必要。最初の活動が、いかに大変だったかを想像すると、計り知れないものがありますね。
その後、芸能人である柴咲コウさんや、水野美紀さんがドネーションに参加し、メディアで取り上げられたことから知名度は一気に上昇。参加する一般人もどんどん増加し、沢山の髪の毛が集まるようになたそうです。芸能人の影響力って、ほんとにすごいんですね!
なんで寄付の長さが31センチなの?
美容室リベルタが賛同しているジャーダックの基準でもある【31cm】の長さ規定。なんでこの中途半端な長さに設定されているかというと、もともとアメリカで《12インチ(30.5cm》が規定とされていました。インチという単位に馴染みのない日本では、活動をするにあたりメートル方に換算。それが31センチという数字に定められたそうです。
団体によっては31cmが絶対ということではなく、短い長さも受け入れることによってショートヘアのウィッグなど、短いヘアスタイルにもあてられることから各団体での長さ基準があるようです。
ただし、やはりウィッグを求める子供たちは女の子が多く、そしてロングヘアーが人気。女の子の特権と言っても過言ではないロング。ましてや一番年頃でオシャレを楽しみたい年齢でもあるため、アレンジや巻き髪に憧れる子にとって、やっぱりロングヘアのウィッグを選びたくなるんでしょうね!そうなると、31cmという長さは最低基準になり、場合によっては《31cm以上あったほうがなおよい。》ということから、なるべく長く伸ばして寄付してほしいと訴えている団体もあります。
美容室リベルタにも『髪の長さを計ってほしい』とご来店される方が沢山います。31cmまであとちょっとだたり、31cmギリギリだったり。時にはそんなこともありますが、その場合『あと少しだけ我慢できるようだったらもう一度伸ばし直して寄付してはいかがですか?』とお声がけさせていただくと、ほとんどの方が『もう一度頑張ってみます!』と帰っていきます。ロングヘアをキープする苦労はよくわかります。洗うのも大変!乾かすのも超大変!ましてや傷ませないように維持するとなればさらに大変!簡単にはいかないからこそ、貴重な髪の毛となるんですね。
でもちょっとだけ思い浮かべてみてください。あなたがあと数か月我慢して寄付した髪の毛は、待ちわびている少女の一生分の笑顔になるということを。髪の毛を切ってしまえばただの燃えるゴミになりますが、長さがあることの【価値】がつけば人の人生をかえることができる。そんな素晴らしいボランティアがヘアドネーションです。
今現在ロングヘアの方、これから伸ばしてみようかなと思っている方、バッサリ切りたいと思ったら、ドネーションに賛同している美容室でカットし、困っている子供たちへ貢献しませんか?いつでも美容室リベルタでお待ちしております♪
美容室でヘアドネーションに参加されたお客様たち
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沢山のご協力、ありがとうございました☆
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