『シャンプーって毎日したほうがいいの?』
美容室でも、ときどき聞かれる質問です。
毎日洗わないと頭皮が汚れそうな気もする一方で、
『洗いすぎると髪や頭皮によくないと聞いた』
『乾燥するから毎日は洗わないほうがいい?』
『汗をかいた日はどうしたらいい?』
そんなふうに迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、シャンプーの適切な頻度は、すべての人に同じではありません。
頭皮の皮脂量や乾燥しやすさ、髪質、季節、仕事や運動でどのくらい汗をかくか、普段スタイリング剤を使うかどうかによって、ちょうどいい洗い方は変わります。
大切なのは、
『毎日洗うべき』
『毎日洗わないほうがいい』
と決めつけることではなく、自分の髪と頭皮の状態に合わせて洗うことです。
この記事では、三郷市の美容室リベルタが、毎日のシャンプーについて、美容師の視点からわかりやすくご紹介します。
毎日シャンプーしたほうがいい?頻度は頭皮の状態で変わる

日本では、毎日お風呂に入り、そのタイミングで髪も洗うという方が多いと思います。
頭皮には毎日、皮脂や汗が出ます。
さらに、外出すればほこりや花粉が付着することもありますし、ワックスやスプレーなどのスタイリング剤を使えば、髪や頭皮にその成分も残ります。
そのため、
『汗をかきやすい』
『夕方になると頭皮がベタつく』
『仕事や運動で汗をたくさんかく』
『スタイリング剤を毎日使う』
という方は、基本的には1日1回程度シャンプーするほうが快適に過ごしやすいでしょう。
ただし、ここで大切なのは、洗う回数が多いほど頭皮に良いわけではないということです。
たとえば、朝と夜の2回、毎回しっかりシャンプーをしていると、人によっては必要以上に皮脂を落としてしまい、頭皮が乾燥したり、つっぱりやかゆみを感じやすくなったりすることがあります。
また、同じ人でも季節によって頭皮の状態は変わります。
夏は汗や皮脂が多く、毎日洗ったほうが快適でも、冬になると乾燥してかゆみが出やすくなることもあります。
つまり、
『毎日洗っているから正解』
なのではなく、
今の自分の頭皮が、ベタついているのか、乾燥しているのか
を見ながら調整することが大切です。
毎日シャンプーしていて特に違和感がないのであれば、無理に回数を減らす必要はありません。
反対に、洗ったあとに頭皮がつっぱる、かゆい、細かいフケが出るなどの変化がある場合は、シャンプーの頻度や洗い方を一度見直してみてもいいでしょう。
ベタつく頭皮・乾燥する頭皮、それぞれに合った洗い方

シャンプーについて考えるときに大切なのは、回数だけではありません。
『どんな頭皮状態なのか』
によっても、意識したいポイントは変わります。
まず、ベタつきやすい方の場合。
夕方になると前髪がペタッとしたり、頭皮のニオイが気になったりする方は、皮脂や汗が多く出やすい可能性があります。
特に夏場や運動後、帽子を長時間かぶった日などは、頭皮が蒸れやすくなります。
そういう日は、無理に『今日はシャンプーしない日』と決めるより、やさしく洗って清潔にしてあげるほうが快適なこともあります。
ただし、ベタつくからといって、
『もっと強く洗えばいい』
『2回シャンプーすればいい』
とは限りません。
爪を立ててゴシゴシこすったり、洗浄力の強いシャンプーを何度も使ったりすると、頭皮への負担が大きくなることがあります。
指の腹を使って、頭皮をやさしく動かすように洗うことを意識してみてください。
一方で、乾燥しやすい方の場合。
『頭皮がカサカサする』
『冬になるとかゆい』
『細かいフケが出やすい』
という方は、洗いすぎやお湯の温度が負担になっていることもあります。
熱いシャワーは気持ちいいのですが、頭皮や髪のうるおいを奪いやすくなります。
また、シャンプーをたっぷり使えばきれいになるというわけでもありません。
洗ったあとに乾燥を感じる方は、
『お湯が熱すぎないか』
『力を入れすぎていないか』
『今使っているシャンプーが合っているか』
まで含めて見直してみるのがおすすめです。
大切なのは、ベタつくから強く洗う、乾燥するから洗わない、という単純な判断にしないことです。
頭皮の状態を見ながら、無理のない洗い方を選ぶことが大切です。
髪と頭皮を守るために意識したい正しいシャンプー方法

シャンプーは、何を使うかも大切ですが、実は『どう洗うか』もとても重要です。
まず意識したいのが、シャンプー前の予洗いです。
髪をさっと濡らすだけではなく、お湯で髪と頭皮をしっかり流しながら、指の腹でやさしく頭皮を動かします。
髪の表面についたほこりなどをあらかじめ流しておくと、シャンプーもなじみやすくなります。
『シャンプーがなかなか泡立たない』
という場合、いきなり量を増やすのではなく、まず予洗いを丁寧にしてみるのもひとつです。
シャンプーをするときは、爪ではなく指の腹を使います。
頭皮を強くこするというより、やさしく動かすイメージで洗ってみてください。
そして、意外と大切なのがすすぎです。
耳の後ろ、襟足、生え際などは、シャンプーやトリートメントが残りやすい場所です。
洗う時間よりも、すすぐ時間のほうが短くなってしまう方もいますが、最後まで丁寧に流すことを意識しましょう。
さらに、洗ったあとの髪を長時間濡れたままにしないことも大切です。
タオルでゴシゴシこするのではなく、髪をやさしく包むように水分を取り、ドライヤーで頭皮から乾かしていきます。
毎日のヘアケアは、
洗う → すすぐ → 乾かす
までがひとつの流れです。
高価なシャンプーに変える前に、まず普段の洗い方を少し見直すだけでも、髪や頭皮の扱いやすさが変わることがあります。
まとめ|『毎日洗うか』より、自分の髪と頭皮に合っているかが大切

『シャンプーは毎日したほうがいいですか?』
この質問に、すべての人に当てはまるひとつの答えがあるわけではありません。
皮脂が多い方、汗をかきやすい方、スタイリング剤を使う方は、毎日洗うほうが快適な場合があります。
一方で、頭皮が乾燥しやすい方は、洗浄力やお湯の温度、洗い方などを見直したほうがいいこともあります。
大切なのは、
『毎日洗っているから正解』
『毎日洗わないから髪にやさしい』
と決めつけないことです。
頭皮の状態や季節、生活習慣を見ながら、自分に合った方法を選んでいきましょう。
三郷市の美容室リベルタでは、髪型だけでなく、普段のシャンプーや頭皮、毎日のヘアケアについてのご相談もお受けしています。
『自分の頭皮にはどんなシャンプーが合うのかわからない』
『頭皮はベタつくのに毛先は乾燥する』
『今の洗い方が合っているのか知りたい』
そんなちょっとした疑問でも大丈夫です。
髪や頭皮の状態は、一人ひとり違います。
毎日のことだからこそ、自分に合った無理のないケアを続けていくことが大切です。











