ヘアドネーションの注意点!トラブル回避のための知識とは?

こんにちは♪ 美容院リベルタ佐々木です!

ヘアドネーションをするにあたり、時々トラブルがあるようです。せっかく困っている子供たちのために長年かけて伸ばした髪も【寄付ができなかった】ということにならないよう、事前の知識があると安心ですね♪基本的に、ほとんどが寄付対象の髪の毛になります。カラーをしていてもOK。クセがあってもOK。しかし、一部の状態のみ、寄付ができないという規定がありますので注意が必要です。

軽く引っ張っただけで切れてしまうようなハイダメージ


ここまでのダメージ毛になるにはブリーチをしていたり、縮毛矯正とカラーを同時に何度も繰り返していたりなど、極度の施術歴がない限りブチブチと髪が切れることはないはずです。1、2か月に1回程度のヘアカラーや、半年に1回の縮毛矯正くらいの通常頻度であれば寄付ができますが、日々のヘアケアはしたほうがいいと私は思います。特に『毎日トリートメントをしてください。』という規定はないものの、今後自分の髪の毛を使って子供たちが過ごすことを考えると、パサついていたり引っ掛かりがでるようなウィッグを提供するのはやっぱり気になるもの。

『しっかりトリートメントして傷ませないようにしなきゃ!』『高価なトリートメントを使わなきゃ!』と、気負いしていては疲れてしまいます。そこまでの意気込みではなく、

・ただただ長さを求めるあまりにメンテナンスカットもせず伸ばしっぱなしにしないで3か月に1回は毛先を整えて枝毛を予防する
・週に1回でもヘアマスクを使って自宅ケアをする
・半年に1回は美容院でカットとトリートメントをお願いするのもアリ

自分にできる範囲で、可能な限り状態のいい髪を寄付できるようちょっとの気遣いで子供たちの笑顔が増えるといいですね!

そもそも31センチに満たない髪はウィッグにならない

31センチの髪の毛が必要ということは皆さん知ってはいるものの、長さによってのトラブル事例が報告されています。

1: 自分で長さを計測して31センチあると思って美容院に予約したら長さが足りていなかった
毛先が長いため、自分でも計れそうにおもいますが、やはりズレが生じると『30センチしかなかった』『長さのばらつきで部分的に31センチなかった』ということはよくある話。美容室に問い合わせて、事前確認で測定してもらうと確実です。

2 : 31センチぴったりの寄付ではないということ
最低31センチの長さが定められていますが、NPO団体によると31センチ以上が望ましいとされています。40センチ、50センチもある髪の毛のほうがとても喜ばれるため31センチギリギリの寄付は避けたほうがいいでしょう。

3 : お客様と美容師間で情報共有ができていなかった
可能な限り長さをカットしてほしいと頼んでも、美容師側の認識の違いにより『40センチ取れたはずの髪の毛が31センチしか切ってくれなかった』なんてことも。まずは仕上がりのヘアスタイルを決めて『このヘアスタイルにカットすると〇〇センチ寄付できますね!』という情報共有をしっかりしましょう。髪の毛は1日2日でグングン伸びてくれるものではありません。切ってしまった後は取返しがつかないためしっかりカウンセリングしてくれる美容院を選びましょう♪

4 : 美容室にいきなりネット予約するのではなく、一度電話で問い合わせよう!
今やネット予約はあたりまえ。24時間自分のタイミングで予約がとれることから手軽に利用できますが、ヘアドネーション=カットメニューというわけではなく、特殊なカットと準備が必要なため通常カットよりも時間がかかります。サロン側はその分を考慮して時間枠を確保していますから、来店した際のトラブルにつながることも。サロンからすると『通常カット』と思っていたのに当日に『ドネーションしたい』と言われると時間が足りないのでもう一度予約しなおしてくださいと帰されてしまうこともあるんだとか。些細な伝達ミスでお互いの時間がムダにならないようにしっかりと事前に『ドネーションがしたい』旨を伝えてから予約を取るようにしましょう。

リベルタでも随時お問合せを受け付けしています。わからないことがあればお気軽にお問合せくださいね!

寄付してくれたお客様たち

《ビフォー》

《アフター》



《ビフォー》



《アフター》



《ビフォー》




《アフター》



《ビフォー》




《アフター》



《ビフォー》




《アフター》

埼玉県三郷市早稲田 ヘアサロン 美容室

三郷 美容院・美容室・ヘアサロン

関連記事

  1. リベルタでヘアドネーションに参加されたお客様たち

  2. ヘアドネーションは美談だけではない事実もある

  3. ヘアドネーションについて変更のお知らせ

  4. 医療ウィッグを必要としている子供たちへ、あなたができること

  5. TNRって知ってる?保護猫活動で重要な事とは?

  6. ヘアドネーションの歴史って?